江戸の粋な味を求めて

2008年10月12日

江戸から続く味が残る町、浅草。
傾向としては、しょっぱくて濃い味と甘っ辛い味の2パターン。
昔からの味が何代にも渡って受け継がれて続いてるお店が多く、観光に飽きたら、そんな受け継がれ味を探してぶらぶら散歩するのも楽しい街です。

やっぱり最初は浅草の中心「浅草寺」。
お参りをした後におみくじを引いたのですが…なんと夫が「凶」。

願望→叶わない
病気→大病にかかる
失物→出てこない
待ち人→来ない
新築→家が燃える(キャァァァ!!)
旅行→悪い(月末に行く予定なのに…)

内容がこれでもないくらいに酷くて…すべてが否定されていました。
こんなに怖いおみくじは初めてでした。
あるんですね~。

ちなみに、階段を下っている時に、「鳩ポッポの歌碑」なんていうかわいいものを見つけました。
今まで全然気がつきませんでした!?

浅草寺 雷門 鳩ポッポの歌碑
スターの広場 マツケンの手形

六区通り 渥美さん写真 ビートたけしさんの予約

浅草寺を含めて、浅草名所七福神は九社寺あります。
すべてをお参りした事はないのですが、招き猫がかわいい「今戸神社」は数年前にもお参りしたことがある神社。
ここは縁結びに神様として有名で、当時、夫(その頃は彼氏ってやつですか)と来て、お守りを買って帰りました。
なんだか縁結び的な集まりもしているみたいです…。
階段横にある招き猫の石碑は、近年できたものらしく、優しくなでてあげると良いそうです。

今戸神社 招き猫

この日は雨が降っていたのですが、その雨の中、とあるお店の前に行列ができていました。
伝法院通りにある「大黒屋」本店。
天丼の老舗で、どんぶりからはエビがダイナミックに尻尾を出して、ふたがその役割をしていないほどの盛りっぷり。
こちらのお店はゴマ油を使っているので、キツネ色なんて通り越して、衣がこげ茶色。
ご飯もあつあつでボリュームもあるので、男性には喜ばれそうです。
建物も浅草の風情が漂い、1階店内はテーブル中心、2階は畳の部屋で、これまた味のある引き戸の窓をカラカラっと開けると、表の風景が眺められてのんびりします。

浅草 大黒屋 一文本館

浅草駅から歩いて花屋敷を超えて数分、住宅街の中にあるでかい樽が備え付けられている古民家風の店「浅草一文本館」。
江戸時代、「マグロは足が速い(くさるのが早い)」と保存に適さないトロを鍋で煮て食べていました。
昔は庶民の食べ物でしたが、いまでは高級品の「ねぎま鍋」。
200kgの鮪から1kgしかとれないカマトロの部分を、ねぎや白菜、椎茸等と一緒に、あっさりしたダシと一緒にいただきます。
お味は…昔とは違って生でもおいしく食べる現在では、ちょっとしたカルチャーショックかもしれません。

ちなみにこちらのお店、支払方法が変わっていて、最初に「文」と書かれた木札と交換します。
¥100が1文です。
料理や飲み物が運ばれた時に、店員さんが「○○文いただきます」と言って抜いていきます。
もちろん、あまったのは帰りに換金してくれます。
店内も、「昔の人はこんな感じのお店で飲んでいたのかなぁ」と感じさせる作りで、近所にあったら通いそうなそんなほっこりしたお店でした。

都会とはまたちょっと違う昔からの味、たまにゆっくり味わいにいくのもいいですね。

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