京都の名水から生まれた美酒

2008年10月02日

9月19日放送の、みのもんた司会「検定ジャポン」での事。
ウエンツくんが名水を求めて京都の街をママチャリで激走する企画がありました。
通行人をつかまえては「名水はどこですか?」と聞き、その場所までママチャリで走り、水をペットボトルに入れていきます。
名水って言ったら、やっぱり山の中?
と思いきや、意外と京都駅近辺にいくつも存在している様子。
家の横からちょろちょろ出ているのもあれば、きちんと囲われているのもありと…普通に出ているのにびっくり。
その水をウエンツくんがおいしそうに飲むんですね。

それをみてまっさきに思ったのは、やっぱり日本酒。
京都で作られたお酒は、さぞやおいしいに違いない。
そう思ったら探さずにはいられません。

この季節、お酒売り場にいくと、「ひやおろし」と書かれたラベルが目につきます。
ひやおろしとは、春にできた新酒を夏の間は貯蔵し、秋から冬にかけて瓶詰めして出荷したお酒。
火入れ(加熱殺菌ですね)も通常は貯蔵前と瓶詰め前とに行うのですが、ひやおろしの場合は貯蔵前の1度だけ。
生で瓶詰めをすること、また秋から冬の冷える季節に出荷されることから「ひやおろし」と呼ばれるそうです。
様々な県の「ひやおろし」を飲み比べするのも面白そうですね。

「京都」と「ひやおろし」という2つのキーワードで検索した結果、京都は伏見の酒蔵玉乃光酒造の「備前雄町 純米大吟醸 ひやおろし 生詰原酒」をチョイス。

玉の光 備前雄町 純米大吟醸 ひやおろし 生詰原酒

9月上旬頃から数量限定で売られているお酒だそうです。
岡山県南部は備前地方で栽培されている酒米・備前雄町を使用し、夏の間涼しい蔵の中で眠らせ熟成することで、新酒の荒々しさがなくなりまるくなります。
口に含むと、スッキリとした爽やかな口当たりで、するりと喉を通っていきます。

肴にはやっぱりさんまでしょうか。
いやいや、おでんも合いそう…。
ここはひとつがんばって京風に”おばんざい”を作るのもいいかもしれませんね。
秋の夜長、肴に迷う今日この頃です。

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