隠れた聴きどころ!音声ガイド

2018年09月16日

美術館や博物館の展示に行くとよく「音声ガイド」というものがあります。
ご利用されたことがありますか?

受付でお願いすればひとり500~800円(展示開場によって違います)くらいで機器を借り、 展示品のところに番号が書いてあればその番号を打ち込んで再生すると音声が、 作品紹介で書かれていること以上に詳しいことをわかりやすく丁寧に説明してくれたり、 時にはその作品に関わりのある噺を語ってくれたりします。

先日行った「建築の日本展」の音声ガイドは声優の西山宏太朗がされていました。

前に行った展示の「北斎とジャポニスム」では俳優の松重豊さん、「名作誕生」ではナビゲーターが壇蜜さん、 作品解説では前期後期でダブルキャストになっており、の前期で櫻井孝宏さん、 後期で諏訪部順一さんが担当されていました。
ちなみに私が行ったときは後期だったので諏訪部さんでした。

俳優の松重豊さんは音声ガイドナレーション初挑戦と書かれていましたが、落ち着きのある声で聞きやすかったです。



個人的にはアニメやゲームを好んでいるので、 知っている声優さんが音声ガイドをやっているだけで気分が高揚してしまうのですが...。
最近ではよくよく音声ガイドを声優さんが担当することが多く、現在国立西洋美術館で開催されている「ミケランジェロと理想の身体」では安元洋貴さんが音声ガイドに初挑戦されたそうです。
終わるまでに行けるかな...と考えております。



そんな音声ガイドですが、美術館や博物館によって機器も違います。

ヘッドフォンを装着するタイプや片耳イヤホンのタイプ、先日の「建築の日本展」では懐かしいガラパゴス携帯のような形で電話のように聞くときに耳にあてる機器でした。

音声ガイドはイヤホンなど耳にいれるタイプのものもあり、 人によっては他の人が使ったものは嫌という方もいると思います。
そういう時は係りの方にお願いするとご自身のイヤホンを使えるようにしていただける場合もあります。
(機器によって取り外しや変更できないものもあるので、その場合はできないと思われます)



今まであまり気にしたことがなかったのですが、今回のタイプは個人的にはめずらしかったので、美術館や博物館によっての機器の違いについてお話させていただきました。

よく美術館や博物館に行くけど音声ガイド未経験という方は音声ガイドが誰が担当されているのかチェックしてみたり、反対に美術館や博物館にあまり見に行かれない方は音声ガイドの声を担当される方をきっかけに足を運んでみては如何でしょうか。

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