9月1日は「防災の日」

2018年08月30日

9月1日は「防災の日」です。

昭和35年に制定され、台風、高潮、津波、地震などへの知識を今一度確認し、災害に対する心構えについて考える日。
多くの自治体で、避難訓練などがおこなわれていますね。

かく言う私も、この日は町内会でおこなわれる防災訓練に参加予定です。
理事なので逃げら...いやいや、市民として体験しておく貴重な一日。



防災と聞くと地震や家事などのイメージが強いですが、今年は局地的な集中豪雨や大型台風などで、住宅の浸水被害が多く発生していることからも、水害への注目が高まっていますね。
ニュースでも、住まいの浸水対策についてあれこれ報じられています。

浸水対策の基本は、「住んでいる地域がどれくらいの水害に遭いやすいか?」を知ることから。
それを知るのに役立つのが、各自治体が用意している洪水ハザードマップです。

ハザードマップは、過去にあった記録的な大雨と同レベルの雨量を想定した浸水予想区域図。
住んでいる地域でで起こりうる水害予想ができるようにされているのです。

ちなみに、ここアマヤホームがあります綱島駅周辺はこんな感じ↓

20180830_04.JPG

20180830_05.JPG横浜市・総務局「洪水ハザードマップ」より

この洪水ハザードマップで、
「浸水リスクがすくなそうだなぁ~...」
と、思えるようなエリアでも油断は禁物です!

たとえ高台であったとしても、すり鉢状の地形や下水道管のある道路よりも低いところに家がある、地下に駐車場や玄関、居室があるような作りの家では、局地的な集中豪雨で浸水する可能性があるのです。

雨量が下水管の容量を超えてしまうと、まず道路よりも低い場所にある家。
水圧でドアが開かなくなってしまった...なんて事もあるので、こうしたタイプに当てはまる場合は早めに避難します。



では、少しでも水害を減らすにはどうしたらいいのか?

低い土地の場合、土のうや止水板を用意しておくという手が定番です。
ニュースでもよく見ますね。
土のうなどは市区町村が用意しているところもありますので、近いところに設置されていれば是非とも活用したいもの。

20180830_09.jpg



港北区にはまだないようですが、西区には設置されているようです。
また、西区のホームページには水害に風水害に対しての対策が事細かく記載されているので、一見の価値ありです。

20180830_06.JPG横浜市・西区「広報よこはま西区版」より

もちろん、港北区のホームページのチェックもお忘れなく!

20180830_08.JPG

横浜市・港北区の防災情報関連ページより

20180830_07.JPG

*横浜市の水防災情報サイト



ちなみに、土のうがないときは、45リットル袋に水を入れて玄関前までに並べて置く...なんて方法もあります。

できれば、段ボール箱に入れて重石として使う方が、強度的には強いようです。
鋭いきっ先のものが流れてこないとも限りませんので...。

また、下水道から逆流した汚水が排水溝から流れ出てくるのを予防するために、ふたのように置いておくのも有効だそうです。

他にも、災害・防犯情報メール配信サービスに登録しておくと安心です。
万が一の時に正確な情報が入り、嘘か本当かもわからない情報に振り回されることなくより冷静に情報の取捨選択ができます。

横浜市全域を対象としたメールマガジンには「防災情報Eメール配信サービス」がありますので、もしもの時の為に登録しておくといいですね。



水害への備えには、都道府県や市区町村などの自治体によるさまざまなバックアップが講じられています。
ですが、いざという時には、自分で自分の身を守れるように意識することも必要。

最近のゲリラ的豪雨は、驚くほど短時間で浸水させていきます。
「まだ、大丈夫」「自分は大丈夫」なんて思っていたら、気が付いたときには逃げられない状態に!?

いち早く行動できるように、必要な情報源などは押さえておきたいですね。

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