カノンの魅力的な照明たち vol.1

2009年03月01日

現在募集中のデザイナーズ新築物件『Kanon』では、各お部屋に合った特徴的な照明が使われています。
今回はその選りすぐりの照明たちをご紹介します!

まずはこのレ・クリントシリーズ。
クリント

クリント101 クリント47

こちらの照明は、1943年創立の北欧メーカー『レ・クリント社』のもの。
レ・クリント社は、1枚のペーパーをひとつひとつ手で折りあげて作る美しいフォルムが人気の照明メーカーです。
その歴史は、20世紀の初めデンマークの著名な建築家P.V.イエンセン・クリントがクリント家の趣味の手作りとして制作したことから始まります。
レ・クリントの魅力はなんといっても、手のぬくもりと有機的でありながら計算されたフォルムが融合することで生まれる光の陰影。
個性的なデザインながら意外とどのような空間にもマッチします。
その誕生から約1世紀、創業時から続く手作りの伝統は途切れることなく、心安らぐ明かりの名品として今も世界中で愛され続けている人気の照明です。


続きましてはこちら、『ランダムライト』
ランダム

この照明は大きな風船にグラスファイバーを巻きつけて作られています。
明かりをつけると、全体にふんわりと光が透けて空中に浮遊しているような軽やかな印象で、大きくても圧迫感はまったく感じさせません。
シェードとなっている球状の部分が不規則にできているため、もちろん漏れ出す光も不規則となります。
デザインは、オランダのダッチデザインを牽引する若手の一人、BertjanPot(ベルトイアン・ポット)。
その作風は奇想天外でありながら、どこか安定感を感じさせる注目のデザイナーです。

そして…
ルイス

1874年にデンマークで設立された、 ルイスポールセン ( louis poulsen ) 社の照明『PHシリーズ』です。
光の反射や拡散をコントロールすることで質の高い光を表現し、建築や空間そのものを美しくみせる「機能的で美しいデザイン」を社のデザイン・コンセプトに掲げ、数々の魅力的な製品を生み続けています。
デザインは、気鋭のデザイナーで建築家でもあったポール・ヘニングセン。
伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとし、その後照明デザインの分野へと活躍の場を広げたヘニングセンは、ルイスポールセン社とのコラボレーションにより『PHシリーズ』を生み出しました。
彼が生涯にわたって探し求めたのは「人と物、空間を美しく照らす良質な光」。
そんなヘニングセンの美学が形となったPHシリーズは、柔らかな光を下方に集める機能美を持ったデザインです。
その光は、特別な色の付いた光ではなくとても自然で温かみのある色合い。
ちょうどキッチンテーブルの上部に取り付けられているので、心地よい光のもとよりいっそうおいしくお食事がいただけそうですね。

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