100%Design Tokyo~東京デザイナーズウィーク~

2007年11月05日

国内最大級と言われる家具インテリアイベント「東京デザイナーズウィーク」が神宮外苑にて10月31日よりいよいよ開催されました!
私いけだとなかがわは、仕事の関係上「行けないかもしれない‥」と寂しげに見送ってくれた常務よしはらを残し、さっそく言って参りました。
今年のテーマは昨年に引き続いて「LOVE」。
世界中からどんな「愛」が集まってきているのか楽しみです。

待ち合わせ場所であるエントランスには、今回の「100%Design Tokyo」のショーデザイナーであるマイケル・ヤング氏がデザインしたLOVEボタンがドドーンと掲げられており、入る前からびっくり。

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ただのボタンかよ、とあなどるなかれ。
よくみればハートの形にくぼんでます。
わかりますでしょうか?

さて、いよいよ右側の入場口より受付開始です。

エントランス、受付を通っていよいよ会場に。

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入ってすぐ右側にはヨーロッパのデザイナーによる最新プロダクトの発表・販売を行なっている「BLICKFANG」。その隣には日本の伝統的な技術や素材を紹介した「JAPAN BRAND EXHIBITION」のテナントが。
左側には東京デザイナーズウィークの公式CARである「MAZDA DEMIO」が展示されています。
正面には「100%disign tokyo」があり、またその左側には学生や企業のコンテナが並んでいるのが見えます。
あまりの広さに少しクラクラ‥

まずは、「BLICKFANG」に入ってみます。こちらはスイスやドイツなどでも開催されている商業見本市です。今回初登場です。
ここでは、インテリア・ファッション・ジュエリーの3分野からの最新プロダクトが並び、デザイナー自らがプレゼン、販売しています。 デザインや発想がその国独自の雰囲気を出しており、一つ一つのブースが異国感たっぷりです。あまり写真で紹介できないのが残念ですが、日本とはまた違った目線で作られた作品はとても参考になるのではないでしょうか。

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次はわが国、日本の「JAPANブランド」ですが、このご紹介はなかがわに任せたいと思います。

続いて、いよいよ「100%disign tokyo」に向かいます。
この「100%disign」はイギリスはロンドンの、インテリア見本市から発しており、デザインの運動体である「デザインアソシエーション」が共同企画するビジネスショーでもあります。世界中からメーカーやデザイナーが集う、いずれもハイクオリティな作品ばかりです。 写真撮影禁止なのが残念!でも、写真撮影禁止帯よりぎりぎり手前で悪あがきです。

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入り口を入ったすぐには、一瞬、たらこがぶら下がっている!?なんて思わず言っちゃいそうな(私だけ?)マイケル・ヤング氏作品「ラブ・シャンデリア」が吊るされています。カラーキネティクス・ジャパンの技術協力のもと、デジタル制御でのライティングが演出されております。ハート型に見えるようにぶら下がっているところは、まさに、今年のテーマである「LOVE」ですね。会場内では、マイケル・ヤング氏のブースもあり、デザインしたプロダクトを購入することもできます。

有名メーカーではイッタラやイデアなどもそろい、中でも正面中央にあるウェッジウッドは外から中の様子が伺うことのできないように構成され、通る人々の興味を惹きます。細長い通路を伝っていくと、天井からぶら下げられたお皿や茶器はもちろん、そのデザインに目を奪われます。2008年のテーマである「Fantasy」、そのキーである「Dynasty」。イメージ的にブルーが強いウエッジウッドですが、深みのあるオレンジ、ゴールド、ブラックをベースカラーに、幾何学モチーフと「狛犬」を思い浮かぶデザインがどことなくアジアンチックで、ウエッジウッドの「Fantasy」を感じます。

会場の中央には川上元美氏や黒川雅之氏らのプロデザイナーの作品が並び、日本庭園をイメージしたブース、スタッフが実際にデモストレーション行うフィットネス・マシン・メーカー「テクノジム ジャパン」、クリスタルをディスプレイしたいくつもの鳥かごをぶら下げた「HOYA CRYSTAL」、照明器具だけを集めたブースなどなど‥意表を凝らしたブースが目白押しでした。
そんな中、私の目を釘付けにしたのが、「バスルーム・マニア」のブースにあるオランダのデザイナーであるメイケ・ファンスハインデル氏のキッス便器「Kisses Urinal」。大きく開いた真っ赤な口が壁に掛かっているだけに、ド肝を抜かれます。

メイン企画なだけに、会場規模も昨年よりも1.5倍の広さに拡大され、照明や家電、家具、インテリア、生活雑貨などの最新デザインがずらりと並ぶブースを一つ一つ見て回るのは、相当な時間と体力がかかります。でも、まだまだです。お次は企業と学生の作品が展示されている「CONTAINER GROUND」が待っています。

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