この度、新しく施工された物件は、『ESPOiR P』(エスポワール・ピィー)と名付けられました。
もともとは、同じ場所に建てられていた『ESPOiR 1/2』を建て直し、『ESPOiR P』は完成しました。
「ESPOiR(エスポワール)」はフランス語で「希望」という意味です。
「ESPOiR」と名の付く物件は、他にもあり、『ESPOiR series』と呼ばれています。
どれもフランス語に所縁のある名を建物にあてがい、その名にちなんだコンセプトが当てはめられています。
『ESPOiR P』の「P」は、フランス語で『北極星』を意味する「Polaris(ポラリス)」の意味でつけられました。
『北極星』とは、その名の通り天の北極(地球の地軸と天球とが交わる点のうち北側のこと)に最も近い輝星のことをいいます。
常に真北で輝いていることから、古代より正しい方角を確認するために用いられてきたとも言われています。
現在も天体観測を行う上で、北極星は非常に重要な存在です。
ちなみに、観測可能なのは北半球からのみで、南半球から北極星を確認することはできないそうです。
せっかくですので「北極星」に関する知識をもうひとつ。
古くから正しい方角を知るために人々は北極星を探しました。
しかしながら、実際の北極星は「交代制」であると言われています。
地球の回転軸がゆっくりと方向を変えていく「歳差運動(自転している物体の回転軸が、円をえがくように振れる現象)」により、北極星の役割を担う星は、数千年の周期で変わっていきます。
つまり今、私たちが夜空を眺めた時に見える北極星は、1000年、2000年先も全く同じ星とは限りません。
現在の北極星は、こぐま座のα星「Polaris(ポラリス)」ですが、2000年後には違う星座の恒星が北極星と呼ばれることになるでしょう。
『ESPOiR P』の外観で一際目を引くカラフルな円の連なりは、北斗七星の星の配置になっています。
北斗七星とは、おおぐま座の腰から尻尾を構成する7つの明るい恒星で象られる星列を指します。
柄杓の形をしているため、それを意味する「斗」の名が付けられています(斗とは、神社やお寺に置いてある用具「柄杓(ひしゃく)」を指す)。
α星とβ星を結んだ線をα星側に5倍ほど延長するとポラリス(現在の北極星)に突き当たるため、真北の方角を探すために用いられることもあります。
星は、見上げる場所によって、季節によって見える星座が変わっていきます。
引用:アストロノーツ(https://www.astroarts.co.jp/alacarte/2023/11/index-j.shtml)
2023年11月現在の東京から観測できる星空は、このようになっており、もちろん北極星も観測することができます。
今の時期は少々見えにくいですが、北極星のさらに上に北斗七星を観測することができます。
綱島でも、夜空たくさんの星を見つけることは難しいですが、『ESPOiR P』をお見掛けの際は、ぜひそのまま夜空を見上げてみてください。
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投稿者:さくらい | 日時:2023年11月23日 10:00
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