近日完成予定の新築デザイナーズ物件、その名も「RASSURANT(ラシュラン)」です。
「RASSURANT(ラシュラン)」は、フランス語で「心安らぐ、安心、心強い、癒し」などの意味になります。
忙しない日常の中で、そして、家の中にいる時間が増えている今、我が家が心安らぐ場所となるように...。
ロゴのフォントは、「Futura(フツラ/フーツラ)」という名前のフォントです。
Louis Vuitton(ルイヴィトン) やフォルクスワーゲンでも採用されているフォントで、欧文フォントの中でも定番で人気なフォントです。
1923年にドイツのバウハウス(書籍印刷学校)で非常勤講師をしていたパウル・レナーが開発した、ドイツ生まれのジオメトリック・サンセリフに分類される、ラテン文字のサンセリフ体書体です。
*サンセリフ(仏: Sans-serif)とは、セリフのない書体 (フォント) の総称。
セリフとは、文字の線の端につけられる線・飾りで、「うろこ」、「ひげ飾り」、「ひげ」とも呼ぶ。
「Futura」とは、ラテン語で「未来」(英語の"future"に相当)を意味します。幾何学的な造形が特徴的で、現在でも人気の高いフォントです。
ロゴにある花のデザインは、押し花をイメージしています。
押し花は、オーナーの奥様のご趣味が「押し花」ということから「パッチワーク」「キルト」...という発想からアイデアを得ています。
また、花びらの形は、物件の玄関に使われているタイルの形を採用しています。
色合いはやわらかな外壁の色と、オーナーの奥様の好きな青の色をアクセントに選びました。
・押し花のデザインについて
花びらの重なりからは、その時々で織りなす自然の重なり合い、同じ時間を生きている人との重なり、そして重なり寄り添いあう心地よさを。
アースカラーの花びらからは、生命力とはかなさ、上品さを感じ、心地よい大きなやすらぎを生みだす。
葉花の色や形をちがった形に留め、新たな組合せを自ら楽しみ、色の変化も思い出として感じることができる愛おしく身近なものが押し花。
その創作はとてもおだやかな時間となる。均一ではない、変化のある時間を、1/fのゆらぎを楽しむ。
花びらや葉っぱのように1枚1枚、個として1つ1つが少しずつ角度の違うタイルたち...
色の重なりや形の面白さを組み合わせ、新しい形で寄り添いはじめる。
1つ1つの個性をもちつつ、花びらの柔らかさある心やすらぐ空間へ―――
こうした込めれた想いが、花びらのように重なり、押し花のデザインは作られました。
「RASSURANT(ラシュラン)」という文字に鮮やかさを添え、意味合いも含め、まとまりのある形になりました。
次回は、外壁についてご紹介したいと思います。
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投稿者:さくらい | 日時:2021年5月10日 14:12
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