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毎年8月末から9月初めごろに開催される世界三大映画祭の一つ、ベネチア国際映画祭(ちなみに、他の2つの映画祭はカンヌとベルリンですね)。

29日夜(日本時間では30日ですね)に開幕しましたね!

場所はイタリアはベネチアのリド島で、9月8日まで開かれます。
このリド島は、映画「ベニスに死す」の舞台にもなったところ。
本島から水上バス・ヴァポレットで渡ります。

会場はメインとなるサラ・グランデの他、サブ会場が6つ。
サラ・グランデではコンペ作が、それ以外の作品がサブ会場で上映されます。

オープニングでワールド・プレミアを飾ったのは、「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督の新作「ファースト・マン」。
人類で初めて月に降り立った宇宙飛行士、ニール・アームストロングとNASAの実験を題材にした映画です。



ベネチア映画祭は、世界でも最も古い歴史を持ち、1932年にベネチアビエンナーレに映画部門として設けられたことからスタートしました。
戦争などで中断したこともありましたが、今年75回目と歴史ある映画祭になっています。

最優秀作品には金獅子賞、最優秀監督には銀獅子賞が与えられます。
他には、男優賞、女優賞、審査員特別賞が。

もちろん、日本の受賞歴も華々しく、過去には黒澤明監督の「羅生門」が第12回金獅子賞受賞、三船敏郎監督の「無法松の一生」が第19回金獅子賞受賞、 北野武監督の「HANA-BI」が第54回金獅子賞受賞があります。



上映プログラムには、主要部門のコンペ形式のヴェネチア部門、非コンペ部門、オリゾンティ部門、クラシック部門とあり、 各部門の最優秀作品に賞と賞金が贈られます。

日本からは、塚本信也監督のオリジナル時代劇「斬(ざん)、」がコンペティション部門に参加。

出演は池松壮亮さん、蒼井優さん、中村達也さん、前田隆成さんなど。 江戸末期の農村を舞台にしたオリジナル時代劇となっています。
ちなみに、「斬、」は11月下旬より全国公開されます。

20180831_18.JPG

「斬、」オフィシャルサイトより



塚本監督の前作は「野火」。
ベネチアのコンペに参加するのはこれで3回目です。

2002年に映画「六月の蛇」が、第59回のコントロ・コレンテ部門で審査員特別賞を。
2011年に「KOTOKO」がオリゾンティ賞を受賞しています。



他にも日本から参加しており、クラシック部門で溝口健二監督の「赤線地帯」、内田吐夢監督の「恋や恋なすな恋」。
バーチャル・リアリティ部門で東弘明監督の「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」、 曹家栄氏の「結婚指輪物語VR」。

どの作品も、当時は各種メディアで取り上げられたので、記憶に新しいものも。
今年も日本の作品はどのように評価されるのか楽しみですね。

ベネチア国際映画祭はまだ始まったばかり。 今後の賞の行方が気になります!


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投稿者:いけだ | 日時:2018年9月 3日 10:05

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