2016年12月に長崎県美術館から始まった「デンマーク・デザイン」展。
損保ジャパン日本興亜美術館で開催された際に行ってきました。
タイトルからもわかるように、デンマーク・デザインに特化した展示会。
20世紀初頭、20世紀前半、20世紀半ば、20世紀後半~現代の4章立ての構成で、 ミッド・センチュリーを経て現代までのデンマーク・デザインが紹介されています。
第二次世界大戦後のミッド・センチュリー期は、デザイン史上においては黄金期とも呼ばれる時代。
この時期には、アーネ・ヤコプスン(アルネ・ヤコブセン)やハンス・ヴィーイナ(ウェグナー)、 フィン・ユールといった数多くの巨匠による多彩な作品が発表されています。会場の最後には、ハンス・ヴィーイナがデザインした椅子に座れるコーナーが設けられ、 その座り心地と手触りが楽しめました。
今回の展示は、デンマーク・デザイン博物館の学術協力があっての開催で、食器や家電、 自転車など... ほとんどの作品が日本初公開という貴重な濃い内容となっています。
日本とデンマークの修好通商航海条約署名から150年間を記念するのに、ふさわしい内容。
日々の暮らしを丁寧に、大切に生きる事の大事さを実感することができる展覧会でした。
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投稿者:いけだ | 日時:2017年12月28日 14:23
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