神奈川県民ホールでおこなわれた「サン=サーンス音楽物語 動物の謝肉祭」を 鑑賞してきました。
今回は、オーケストラピットとほぼ同じくらいの高さにあり、 舞台上にさらに舞台を作っており、ちょっといつもとは違う感じでした。
「動物の謝肉祭」では、3名のダンサーがライオンやめんどり、ラバ、カメ、ぞう、 カンガルー、クラゲなど...さまざまな動物たちを、 神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏に合わせて体全体を使って表現。
その表現力は、さすがプロ!
バレエを彷彿とさせるしなやかで力強い動き、 指先までぴんと張りつめたような躍動感溢れる動きは、 みていて惚れ惚れしてしまうほどでした。
タイトルにもあるサン=サーンスはフランスの作曲家で、 ピアニストやオルガにストとして活躍しながら、詩や天文学、絵画、 数学の分野においても秀でた才能をもつ方でした。
「動物の謝肉祭」は全部で14曲あり、元は室内楽曲だったのがオーケストラ用に、 そして子供たちのためのオーケストラ入門曲となり、現在はさまざまな舞台で演奏されています。
司会が入るので、小さな子供でも楽しめる内容。
運が良かったのか(!?)、 今回の舞台美術を担当されているあべ弘士さんからのお話も聞けました。
最後は、お客さんの拍手の大きさから、 10曲の候補曲から3曲を選んでオーケストラ生演奏!
映画「スター・ウォーズ」のテーマと、オペラ「カルメン」、 ハンガリー舞曲を演奏してくださいました。
生の演奏は、迫力満点!
今回は一番前の席だったので、演奏するからの手元もじっくりとみられると貴重な時間でした。
ソロの演奏も素晴らしいですが、皆で一つの舞台を作り上げる素晴らしさに感動です。
ちなみに...
第1展示室では、「動物たちのカーニバル」と題したアート作品が展示されていました。
廃材を使って動物を作り上げているのですが、どれも身近な物ばかり。
自転車のタイヤやパソコンのマウス、キッチン用品の水切り網やゲーム機など... 使わなくなった廃材を組み合わせて作っています。
どれも、廃材をうまく組み合わせており、今にも動きだしそうなほど!
発想の違いに脱帽です。
見て、楽しめた今回の舞台。
神奈川県民ホールでは、子供向けの楽しい舞台を随時おこなっていますので、 是非ご家族でお出かけになってみてはいかがでしょうか。
夏休み向けのプログラム受付も、そろそろ開始されるはずです♪
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投稿者:いけだ | 日時:2016年5月30日 14:21
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