平成24年3月24日（土）第3回賃貸オーナー勉強会を綱島中町自治会館にて開催いたしました。
今回は、株式会社フジ総合鑑定　代表取締役であり不動産鑑定士の藤宮　浩様を講師にお招きし＜相続税還付＞を含めた相続税対策について、とても分かりやすくお話いただきました。

一度納めた相続税は、申告期限から計算し5年以内なら戻ってくる可能性があるというお話はとても興味深い内容でした。
尚且つ、還付される金額は、数百万から数千万円という金額です。

その要因としては、相続財産の内訳に置いて不動産（土地）が占める割合が約５０％近く占めているため、土地の評価の算出において大きな差が出てくるそうです。

＜相続税還付の主な要因＞

１、複雑な土地評価
土地の個別性や不動産関係諸法令、権利関係など適正な評価を出すための作業は非常に複雑で困難である。

２ 相続税の特徴
自己申告制度の為、例え相場より不動産評価が高くても税務署から指摘は受けない。
その為、不慣れな人が評価をした場合には、大きな評価差が発生する。

３、税理士は、すべての税金に万能でない
税入士の試験科目には、不動産に関する専門科目はなく、尚且つ相続税については選択科目の為、特化している税理士が少ない。

最後の質疑応答では、参加者様から多数の質問がありました。
次回は、相続税対策の部分を中心に、遺産分割や納税資金、そして節税対策についてお話いただく予定です。

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投稿者：はぎわら | 日時：2012年4月 7日 10:25

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