アルネ・ヤコブセンやハンス・J・ワグナー等、数多くの巨匠を輩出している国デンマーク。
その内の一人である、フィン・ユール氏もまた建築家、家具デザイナーとして、デンマークのデザインを世界に広めた立役者の一人です。
フィン・ユール氏が建築家として有名なのが「フィン・ユールハウス」。
30代に建てた自邸であり、生涯を過ごした家でもあります。
建築事務所で働いていたフィン・ユール氏は、家具デザイナーとしても活躍。
ニューヨークの国連ビルの内装や家具を手掛けたことから瞬く間に名前が世界に広がり、祖国デンマークでも高く評価されるようになりました。
フィン・ユール氏の作品は、そのデザインの美しさから、「彫刻」としてたとえられることが多く、「イージーチェア NO.45」は、“世界一美しい肘掛けをもつ椅子”と称賛されています。
そのため、フィン・ユールの家具は量産することが難しいものでした。
今回、そんなフィン・ユール氏をおもわせるような家具を、「メメント2」のキッチン部分に作りました。
温かい色合いのオレンジのグラデーションと、落ち着いた寒色のブルーのグラデーションの2パターンのキャビネットです。
お部屋の配色に合わせて、どちらかのカラーのキャビネットが部屋ごとに配置されています。
お部屋のカラーが暖色系なら、寒色系のキャビネットを。
反対にお部屋のカラーが寒色系なら、暖色系のキャビネットをセレクトしています。
温かい土色…アースカラーを基調とする典型的な色使いのなか、アクセントとなる色彩を際立たせています。
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投稿者:いけだ | 日時:2010年11月20日 13:41
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