建設中のリノベーション物件、ついに柱と屋根を残した姿になりました。
ビニールシートに囲まれた中では、補修等の作業が着々と進んでいます。
先週には、床下の補強が行われました。
床下部分に見える、紫色の壁。
耐震基礎補強の工法の一つ、炭素繊維基礎補強工法です。
その名も「がんこおやじ」。
強烈なネーミングと同じく、その工法も強烈です。
地震大国とも言われる日本。
耐震補強は、壁を強くし、住宅が傾くことがあっても潰れることがないように、各部に補強を施すものです。
一番大切な基礎がしっかりしていなければ、どんなにりっぱな家も危険です。
というのも基礎とは…
①建物の荷重を受け止め水平を保つ。
②地震時の建物の揺れと荷重を柱と土台が基礎に伝え、地盤に平均的に逃がし倒壊を防ぐ。
といった役割を担っているからです。
年月の経過とともにひび割れやクラックが発生する危険性もあり、知らないうちに家の耐力を低下させていることもあります。
それを防いでくれるのが、株式会社ジェイビーエスの「がんこおやじ」。
「がんこおやじ」は、コンクリート布基礎のコンクリート表面に、炭素繊維シートをマトリックス樹脂を用いて貼り付けることにより、基礎のせん断強度、靭性能及び耐震性を向上させます。
無筋基礎でも、ひび割れした基礎でも、新築当時よりもさらに強度を強くする、既存住宅に適した基礎の補強工法です。
万が一に備えた基礎補強。
見えないところで、がんこおやじが住まいを守ります。
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投稿者:いけだ | 日時:2010年7月26日 15:22
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