夜も眠らない街、東京渋谷に地宙船現れる!
一体何の事だと思いの方もいると思いますが、これ建築家である安藤忠雄さんが意匠設計を手がけ、先日オープンした 渋谷駅なんです。
建築を勉強中の私も、安藤さんの言う
「建築を真に理解するには媒体を通じてではなく、自らの五感を通じてその空間を体験する事が何より大切です。」
この言葉を胸に、拝見しに行きました。
「地宙船」と言うコンセプトで造られた駅は、地下5階のホームから地下3階までが約20メートルの大きな吹き抜けになっており改札階から線路が望める開放感満載の空間に。
そして、構内に無数に存在する卵型のシェルは地宙船の入り口を彷彿させます。
「本当にココは駅なのか!?」と自問自答。改札口を確認し、自分が間違えて美術館か何かに来ていないかを再確認。
吹き抜けにする事で、冷房消費エネルギーもバカにならないのでは?と思いきや、エコな男安藤忠雄さんは人工換気ではなく、自然の風で動かしていく自然換気システムを導入。
吹き抜けには、電車の排熱などによって暖められた空気を上方に逃がす役割を担っており、冷水管と冷風を併用した冷房方式で消費エネルギーも少ないというから驚きです。
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投稿者:うえだ | 日時:2009年4月26日 11:21
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