家事をする際、シーンと静まりかえった家の中で黙々とやるのはあまり好きではないのでよく音楽をかけます。
クラッシックから、シャンソン、ジャズ、Jポップと、そのジャンルはその時の気分により様々。
多い時は、一日に10枚も流すことがあります。
最近のお気に入りはポール・マッカートニーの記念すべきソロアルバム第一弾「ポール・マッカートニー」。
ここ2,3日の朝の定番。
「ポール・マッカートニー」がリリースされたのは、1970年4月17日。
当時、このアルバムの発売はかなりの大反響を起こしました。
理由は、ビートルズの解散問題に決着がついていない時点でのリリースだった事と、昨年から広がっていた「ポール・マッカートニーは死んだ」という死亡説を「ポールは生きていた」と証明したことにもなったからです。
死亡説って…そんな噂が流されるなんてびっくり!?
この死亡説は、デトロイトにある某ラジオ局に「ポールは死んだ」という匿名の電話を受けたことに端を発しています。
ちなみに、当の本人はどうしていたかというと…田舎にある自分の農場のスタジオにいました。
この事はマネージャーしか知らされなかったために、よけい死亡説に拍車をかけてしまったんですね。
「ポール・マッカートニー」はここで作られたのですが、なにせ田舎のスタジオですから、設備は都会のスタジオとは比べものにならず…。
防音も完璧ではないためか、子供の声やドアを開け閉めする音がかすかに入っていたりするそうです(わたしには聞こえませんが…)。
自分ひとりでほとんどの楽器を演奏した、いわゆる自宅録音。
そんな背景もあって、これまでビートルズで完璧なまでの音楽を作っていたポールとは正反対の、”手作り”感あふれる作品となっています。
ちょっと肩の力を抜きたいときにぴったりのアルバムです。
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投稿者:いけだ | 日時:2009年1月30日 17:29
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