寒い日には、暖かいスープが恋しくなります。
フランス語ではスープを「食べる」と表現します。
そんなフランス南西部にあるベアルン地方では、朝昼晩と食べるスープがあるそうです。
その名は「ガルビュール」。
骨付きハムや鴨のコンフィの残り肉、白いんげんやにんじん、ちりめんキャベツ、ハーブなどなど…地元の新鮮な食材をふんだんに使って作ります。
どの家庭でも、それぞれの「ガルビュール」があり、オロロン・サント・マリーで味自慢のコンクールまで開催されているそうです。
朝にスタートして日が暮れる頃、スープ作りは終わり、各チームが鍋をもって公園を練り歩きます。
そうして皆でいただき、チャンピオンを決めます。
その土地の材料をすべて揃えて作るのは無理なので、せめてベーコン(ブロック)、白インゲン豆、そしてハーブまでは揃え、後はセロリ、クレソン、にんじん、キャベツ、として作ってみました。
豆やベーコン、コトコト煮込んだお野菜から出る自然なダシが優しい、ほっとする家庭的な味のスープです。
残ってしまったスープは、カレーにしてもおいしくいただけます。
味がよ~く出ているので、コクのあるカレーが出来上がりますので、お勧めですよ。
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投稿者:いけだ | 日時:2009年1月22日 11:19
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