みなさんもご存じかと思いますが、銀座には大小様々なギャラリーがあります。
お目当ての展示がもうすぐ終了ということで、銀座へふらりと行ってまいりました!
まず向かったのは、東京銀座資生堂ビルの地下1階『資生堂ギャラリー』。
5mを超える天井高は、銀座地区で最大級だそうです。
そんな広々とした空間のなかで展示されていたのは、写真家津田直氏の新作「SMOKE LINE―風の河を辿って」。
この作品は、中国、モンゴル、モロッコを旅して3年の歳月をかけて制作された写真で、独特の透明感と静寂さが漂っていました。
カーテンで区切られた小展示室には、作者が旅のなかで出会った人々に光を当てた写真が詩のような短い文章と共に構成されています。
次に向かったのは、今回のお目当てでもある『ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)』。
10月企画は、<「白」原研哉展>が開催されています。
原研哉氏は、展覧会のプロデュースや携帯電話のデザイン、また、無印良品のボードメンバーとしてその広告展開など様々なデザインを手がけています。
今回の展示は、「白」というひとつの美意識あるいはコンセプトを通してデザイナーの思想に触れる展覧会です。
1階の展示室は壁がすべて白で覆われており、その壁に埋め込まれた形で作品が展示されています。
作品を説明する言葉も壁面に書かれ、まるで文字と作品が展示室という一枚の紙のなかに構成されているように見えます。
一方地下1階の第二展示室は逆に空間すべてが黒で覆われており、作品のみが白く浮かび上がっています。
展示されていた作品を引き立てるような空間構成でした。
その後もいくつかのギャラリーを見て、銀座をあとにしました。
銀座に行った際は、ショッピングだけでなくギャラリーを見てまわるのもいいですよね。
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投稿者:なかがわ | 日時:2008年10月31日 11:24
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