知り合いの方からお芋をいただきました。
鹿児島産の紫芋と隼人芋。
秋ですね。
さつまいもは豊富なでんぷんと、熱に強いビタミンCや食物繊維も多く含むため、便秘やダイエット対策として「薬を飲むよりも、さつまいもを服用」とは我がいけだ家の家訓(なんちゃって)。
大正時代から鹿児島県で栽培されてる隼人芋は、肉色が鮮やかなオレンジ色で、甘くてやわらかい品種です。
紫芋は、活性酸素から細胞膜や細胞内の遺伝子を護ってくれる抗酸化タンパク質ポリフェノールの一種である”アントシアニン”を含み、これは鮮やかな紫色の元でもあります。
さっそく王道のふかし芋にして食べました。
蒸し器に入れて数分…おいもの甘い香りが漂ってきます。
ほかほかの湯気を上げるお芋の皮を、ふぅふぅ言いながら剥くと、きれいなオレンジ色と紫色の肌が出てきました。
ほくほくとしていて、甘っ!
隼人芋はねっとりしたやわらかい食感で、ぱさぱさしていないのにびっくり。
紫芋はあっさりした甘さで、ほこほことした食感。
さつまいもってパサパサしたイメージがありますが、種類によってこんなに違いがある事に改めて感心してしまいました。
さらに…さつまいもといえば天ぷら。
小麦粉の衣をつけて、からりと揚げた天ぷらは、さつまいもの持つ甘さを閉じ込めた逸品。
さつまいもだけ揚げた時は天つゆじゃなくてウスターソースでいただきます。
熱い揚げたてに野菜と果実、香辛料が合わさったソースがじんわりと染み込み、さつまいもの甘さにスパイシーな味が加わります。 一つぺろり、また一つぺろりと箸がすすみます。
一年中買えますが、やっぱり秋に食べるのが一番おいしい気がします。
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投稿者:いけだ | 日時:2008年10月 5日 15:36
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