初めまして。
つい最近アルバイトとして働き始めたweb担当のなかがわです。
大学でデザインを学びながら、ここアマヤホームでは物件についても勉強中。
どうぞこれからよろしくお願いします。
記念すべき第一回目の今回は大学でのこと。
「デザイン史」というその名の通りデザイン全般の歴史を学ぶ授業にて、先週は「イサム・ノグチ」についての講義でした。
「イサム・ノグチ」は日本人の父とアメリカ人の母を持つ世界的にも有名な彫刻家。
また、彫刻家でありながらも多くのプロダクトデザインも手がけているので、知っている方もかなり多いのではないでしょうか。
照明器具の「akari」シリーズは特に人気で今も普通に売っていますよね。
世の中には「天才」と呼ばれるアーティストが多くいますが、彼もその1人ではないでしょうか。
・・・が、今回の教授の話では、「天才」と呼ばれるアーティストが必ずしも「天才」ではないのでは、とのこと。(悪い意味ではなく)
純粋に自分の作りたいものだけを表現するのではなく、自分の立ち位置を明確に認識した上でその時代に即した作品作りをする、つまり、時代に求められた「形」を敏感に察知してそれを「形」にしたアーティストは本当の意味では「天才」ではないのでは、ということです。
そういう意味ではピカソなども「天才」ではなかった、と。
真に時代に即したデザインをする、というのは大変難しいことです。
「イサム・ノグチ」のデザインはまさにそんなデザインなのではないでしょうか。
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投稿者:なかがわ | 日時:2007年10月25日 16:02
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