前回も気になっていたのですが、この外壁！
聞いてみると、けっこうこだわりの考えつくされた、メンテナンスフリーの壁でした。



この道路側、左右にある黒茶色の木壁は杉の木ですが、ただの杉の木ではありません。
特殊な難燃加工された「燃えない木」なのです。
不燃基準では、「炎をあてて20分間燃えない」のが「燃えない木」として認定されています。
が、なかには60分間も耐える木材もあり、世の中における木造住宅に対する研究・開発の進み具合を感じずにはいられません。
色は、木材保護塗料のトップブランドである”シッケンズ”のを使い、木材の保護と豊かな色彩感覚を表現しました。

また、ちょっと変わった造りをしている金属製の外壁は、瓦の屋根でみられるような「段葺き仕上げ」でつくり、ガリバリウム鋼鉄で仕上げています。
このガリバリウム鋼鉄は、アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた耐久性に優れた鋼鉄です。
1972年にアメリカで開発された新しい金属素材で、屋根材や外壁材として利用されています。
その特徴は、銅板の3～6倍の耐久性と見た目のよさにあります。
さらにその表面には、汚れが付きにくく、表面の美しさを長く保てるフッ素樹脂塗装を施してあります。



部屋はどんなに綺麗でも、外観がさびついていたり、汚れが目立つようになってきてはちよっとがっかりですよね。
だからアマヤは、何年たっても…人間に例えるなら、さしずめ「年をとらない」そんな外壁を作りました。

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ルイス・バラガンは水面や光を大胆に取り入れた、明るい色の壁面が特徴的な住宅や庭園を多く設計したことで知られている建築家です。
彼の建築の特徴は、白を基調とする簡素で幾何学的なモダニズム建築に、メキシコの民家によく見られるようなピンクや黄色、紫などのカラフルな色彩を取り入れていたとこにあります。
特にピンクは、メキシコ人にとって大変馴染みの深い色で、それはメキシコの町のいたるところでみられるブーゲンビリアの花の色でもあります。

バラガンは壁を「もうひとつの風景」として、メキシコの風土を「色」に置き換えて壁に託していたのです。
見る者に強烈な印象を与えるピンクを使いながら、下品な印象を与えないのは、抽象化された風景として空間を構成しているからかもしれません。

この建物のオーナー様のビニールハウスでもシクラメンやパンジー、インパチェンス、日々草などの色鮮やかな花がみられます。



ちなみに、この壁で使われている塗料はオーストラリアの自然塗料を使用。
階段部分、そして通路ができたらどんな景観になるのか楽しみです。

さらに、シートの隙間からちらりと覗く外壁が…！？
ちょっと失礼します、と、ついでにのぞいてきちゃいました。



また、さきほどの壁とは違う素材が使われているようです！？
総合的に一体どんな建物になるのか…う～ん、予測不可です。

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まだまだ途中ですが、あと数日したら立派なお部屋が完成することでしょう。
また、報告いたしますね。

でも、こちらの物件とは別に、もう一軒、着々と工事が進んでいるのがあります。
この看板が目印です！





こちらの物件に関しても、詳細が分かり次第ご紹介していきますね。

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