吉村順三のことば

2006/10/30

yusimura.jpg

1週間の始まりー。あまやんです☆

きょうは建築家・吉村順三さんの本を紹介しようと思うんだ。

《建築は詩》
『建築家吉村順三のことば100』(彰国社刊)

っていう本。

吉村先生は、幅広い建築作品を残し、今日まで多くの建築家や、
建築を志す若い人々に影響を与え続けている先生のキラリと光ることば集。
住宅から宮殿まで幅広い建築作品を残して、
いままで多くの建築家や、建築を志す若い人々に影響を与え続けている
吉村先生が、生前に語った珠玉のことばを語録集としてまとめたもの。

内容は
〔すまい 生活と人の感情〕
 住宅が基本,家の形,住宅の基本形,ヒューマンスケール,よい住宅…
〔火と水と植物 光と音楽〕
 水と火,光と火,欲しいのは光,燃える火,一鉢の花,楽器がある…
〔まち・都市〕
 環境,まちのキャラクター,まちづくり,軒の出,ヒューマンなまち,街並み,自動車…
〔伝統と近代化〕
 近代化,昔の人の知恵,土地に生まれたもの,素直さ,能,日本の気持,民家…
〔建築〕
 日本建築の特色,自由な交流,純粋さ,誠実さ,設計理念,日本の屋根,釣り合い…
〔建築家〕
 建築設計という仕事,住む人の立場,デザインの基本,地震,現寸,建築の仕事…

と多岐にわたっているんだ。ね、興味深い内容でしょ?

中でも「住宅が基本」という項目では
「どんな小さな住宅でも本当に上手くできたら、とても大きな仕事もできる」
と、おっしゃっています。

それぞれの文章は短くて詩のようで美しい!!
一度、手にとって読んでみてね。

画廊喫茶の椅子

2006/10/27

ruo-isu.jpg
ruo-isu-se.jpg

本郷にある画廊喫茶「ルオー」に行ってきたよ。

ここの椅子がカワイイんだ。

木の単板で構成されていて、
背の部分にコーヒーカップの切り抜きがあるの。
すわり心地もバツグン!

ホントはカレーが、おいしいらしいんだけど
今回は食べられなかった…、ザンネン!

今度、カレーのレポートもするね☆彡

ハーマンミラーのオフィスチェア

2006/10/25

ha-mann1.jpg
ha-mann2.jpg

ハーマンミラー(Herman Miller)というアメリカの家具メーカーを知ってる?
チャールズ&レイ・イームズなどのオフィスチェアを世に送り出したメーカーなんだ。

ハーマンミラーのオフィス家具の特徴は、機能性とインテリア性の両方をもっているところ。
ただ使い勝手がいいだけでもなく、美しいだけでもないところがスゴイ!!!

長いあいだ椅子に座るデスクワークをしている人ならば、
長時間座り続けても体に負担がかからず疲れない椅子が欲しいでしょ?

この写真の椅子はあまやんの生みの親「ゼベット爺」が仕事で使ってる
イームズがデザインしたもの。パープルの生地がステキでしょ?

☆ゼベット爺については、これからその正体を少しずつ紹介していくね(まだ謎……)

コルビュジェの『小さな家』

2006/10/23

tiisana2.bmp
tiisanahonn.jpg

住宅について原点に戻れる本が、このル・コルビュジェの『小さな家』。
この家は、建築家ル・コルビュジェが両親のために、スイスのレマン湖に建てた住宅なんだ。
原題は『UNE PETITE MAISON』(小さな家という意味)。

最小限だけど、すべて満たされている感じがするんだよ~。

山を背にして、南に湖を望む敷地に、最小限の実用性を求め16×4mのなかに住宅の機能を
納めている(なんと延べ床面積は60㎡!!)。

狭くて簡素何だけど、心の豊かさを感じるよ。
あまやんの生まれた「ちいさなおうち」にも通じるものがあるんだ!

デ・スティル

2006/10/19

monndoriann.jpgデ・スティルは、オランダ語で様式の意味。
その考え方は、グループのメンバーでもあるモンドリアンが主張したもの。
モンドリアンの黒い格子に赤や青、黄色がはめ込まれたパターンは
美術の教科書で見たことあるでしょ?
その、デ・スティルのスタイルでつくられた
建物が、あまやんの故郷、綱島にあるんだ。

その名前は『クラインミーア』。

kurainn3.jpg

すでに、2シリーズが建てられていて評判だったんだけど、
3番目のクラインミーアができたの。
テーマは「和をまとうデ・スティル」。
日本の町家とデ・スティルが合体したんだ!!!

クラインミーアが、3つ建っているエリアは
とってもモダンな雰囲気になっているよ。
横浜方面に来る機会があったら、ぜひ見にきてね☆

いまこそ手描き!

2006/10/18

sigotoamayann.jpg

最近はCADも発達しているけど
基本は手描きだとおもうんだ。

T定規と三角定規、勾配定規、三角スケール、テンプレート…。

建築士の試験も、まだ手描きだしねっ♪

ボクはコンピュータは使わない(っていうより、使えないんだケド…)。

人間の引く“線”の味わいは、それだけでも、描いたヒトの味が出るし、
絵の意図も伝わりやすい、と信じてる…。

手わざが感じられる表現は、これからも残っていくと考えますです!
いまだからこそ、自分の手で線を引いていきたいな☆

カン・カラ・コ・モ・デ・ケ・ア♪♪♪

2006/10/17

kannkara.jpg

あまやんのノボリに書いてある
「カンカラコモデケア」について
ちょっぴり、くわしく書くね。

これは、毎日新聞の名記者だった 山崎宗次さん(故人)が提唱していた
コトバなんだ。

昔のNHKの人気ドラマ『事件記者』の「ヤマさん」は山崎さんがモデルとも
言われているらしいよ。

なにかの呪文みたいだけど、もともとは作文の技術を示したもの。
山崎さんが開いていたマスコミ志望者のための塾で、
ジャーナリズムの文章の極意として教えられていたんだって。
 

■シンプルな、おまじない(?)

 ・「カン」は「感動」。感動がスタートし、それをヒトに伝えます

 ・「カラ」は「カラフル」。色を入れて、彩り鮮やかにすること

 ・「コ」は「今日性」。イマドキの話題が必要ということ

 ・「モ」は「物語性」。なんらかの物語(ストーリー)仕立てになっていること

 ・「デ」は「データ」。データ的な裏付けがあると説得力が増すよ

 ・「ケ」は「決意」。何々します、と宣言するのではなく、にじませるのがコツ

 ・「ア」は「明るさ」。暗くジメジメしては気分が落ち込んでしまうからねっ


※作文技術がもとになってるケド、いろんなモノづくりにも応用できる、魔法のな呪文だよ~♪

ウィンドウズ

2006/10/16

mado.jpg

ウィンドウズって言っても
パソコンじゃないよ~ん。

建物で大事ないろんな「窓」を
紹介しようと思うんだ。

■引き違い窓(あまやんの目)

左右2枚のガラス戸をスライドして開閉する一般的な窓。
どちら側を開くこともでき、換気・採光に有効なんだ。

■FIX窓(あまやんの鼻)

開け閉めの出来ないように固定されている窓のこと。
「はめ殺し窓」(ちょっとコワイねぇ)ともいうよ。

■ジャロジー窓(あまやんの口)

幅の狭い型板ガラスが少しずつ重なるように並べられていて、
そのガラスの角度を変えることで換気・通風をおこなう窓。

・・・

これからも、ちょっとずつ「建築のコトバ」も
解説していくね☆

顔は窓でできてるよ

2006/10/15

kao.jpg

ボクの体はドロップ缶。
顔は、建物に使う窓でできているんだ。

●目は引き違い窓
右に行ったり左に行ったり、
いろんなモノを観察している

●鼻はFIX窓
いろんなモノをキャッチする
鋭い嗅覚を持っている

●口はジャロジー窓
唇みたいに上下に開くから
おしゃべりや歌も歌える

顔はオトコの履歴書。
責任持たなくちゃ、ねっ☆

魔法のきんちゃく「ポシェット」の中身

2006/10/13

poshetto.jpg

これがボクがいつも持ち歩いているポシャット(きんちゃく袋)。

なかには、こんなスケッチの道具が入っているの。

・小さな手帳
・鉛筆
・ものさし

これらは、ヒトの“手仕事”の基本!

コンピュータも便利だけど、モノづくりの第一歩は手描きのスケッチ!

この道具で思いついたときに、いろんな道具や家具なんかを描くんだよ。
ボクが描いた絵も、少しずつ紹介していくねっ。

実は…
ポシェットの、なかには内ポケットが三つあるんだ
(でも、まだ、中身はヒミツだよ~ん)。

ルネ・ラリック

2006/10/12

rarikku.JPG

ルネ・ラリックって知ってる?
アール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代にわたって活躍した
フランスの作家なんだ。

花瓶のような工芸品から、豪華客船の装飾、ガラス製の噴水まで
いろんな分野の作品があって、近代ガラス工芸の開拓者として、
素材としてのガラスの可能性を広げた、ガラス工芸史上にのこる、すごいヒト。

この、新聞の写真は自動車のボンネットを飾る「カーアクセント」。
シボレーやジャガー、ロールス・ロイスの先端に取り付けられたんだ。
ね、飛んでいきそうな、かたちがステキでしょ?

日本では、東京都庭園美術館のガラスの扉や
シャンデリアなんかもつくっているんだよ。

山梨や秋田の美術館でも作品を見ることができるから
機会があったら、みてね☆

ボクは、こうしてデザインの勉強もしてるんだ。
明日は、ボクの仕事道具が入ったポシェットの中身を
ちょっぴり紹介するよ~ん。

歌う♪あまやん

2006/10/11

utaamayannno.jpg
 
あまやんは音楽が大好き☆

そこで、
「♪あまやんの歌」を
紹介します(まだ仮だよん)。


 おおきな葉っぱに乗っかって
 飛んでどこでも出かけるよ

 ノボリとポシェット
 手にもって
  
 きょうは綱島、明日はハワイ

 からだのなかは
 7色ドロップ

 カンカラコモデケア~~~

※いつか、メロディーもつけて、アップするからね~
 乞うご期待!!!
 

レイモンド・ローウィ

2006/10/10

reimondo.JPG

レイモンド・ローウィは20世紀にアメリカで活動したデザイナー。
インダストリアルデザインの草分けとして、ゆうめい。
『口紅から機関車まで』と言われるように、いろんな分野で活躍したすごいヒト。

1934年に電気機関車を流線型でデザインしたんだ。
流線型デザインは速度、進歩、現代性などの表現として、
アール・デコの主要なモチーフにもなっていったんだよ。

写真の「ラッキーストライク」もローウィの作品。
いま見ても古くない~。

タバコ「ピース」のデザインは、日本人にとってもなじみ深いよね。

あまやんはタバコ吸わないんだけど、パッケージは大好き☆

Tシャツ企画中

2006/10/09

tshatu.JPG

あまやんTシャツでーす。

いろんな表情の、あまやんの
各種Tシャツを製作中。

サイズ、色も選べるよ~ん。

欲しい人にプレゼント!!

コメント欄から応募してね☆

あまやんの持ち物

2006/10/08

motimono.jpg

●どこへでもいける葉っぱ

あまやんは天空のサーファー。
葉っぱで空を駆け抜けるのだ。


●秘密のきんちゃく

いつも持っているポシェットの中身は?
まだ、ひ・み・つ。

●トレードマークの幟(ノボリ)

「カンカラコモデケア」って書いてあるけど
メッセージは、ときどき、変わるんだよ。

こんニャときもあった

2006/10/07

konnyatoki.JPG

konnnyatoki02.JPG

きょうは、あまやんのお気に入りの絵本を紹介するよ。

みうらりょうこさん、という方がお描きになった
『こんニャときもあった』(審美社)という本。

猫一家の成長をアルバム風に、えがいた本なんだ。
みんな「こんニャときもあったナ~」って思える内容。

おすすめ、だよーん☆

デビューはクムクムストリート

2006/10/05

kumukumukumu.JPG

zukumukumu.jpg

ボクが最初におり立ったのが
溝の口にある、ハワイアン・リゾートスタイルの
「クムクムストリート」なんだ。

「アロハ!」って、あいさつしたくなる
あかるーい街。

よーく、見るとストリートの真ん中に
ボクがいるよ。

駅のすぐそばだから、見にきてね☆

「♪まちの灯りが、とてもきれいねクムクム~♪」

7つのキーワードの秘密

2006/10/04

kakeru.jpg

あまやんは、
「カン・カラ・コ・モ・デ・ケ・ア~♪」
って書いてあるノボリをもってるけど
これは、魔法のコトバ。

この7つのコトバには、こんな意味があるの。

「カン」:感動
「カラ」:カラフルさ
「コ」:今日性
「モ」:物語性
「デ」:データ性
「ケ」:決意
「ア」:明るさ

ちょっぴり、むずかしいけど
口ずさむと、不思議と元気になるよ!

それぞれのコトバについては、
これから、すこしずつ、しゃべっていくね☆

ちいさな「おうち」

2006/10/03

outi.jpg

あまやんは、木でできた
「ちいさなおうち」で生まれて
ここに住んでいるんだ。

ちいさいけど住み心地はバツグン!!

ここで、おもしろいことを考えたり
いろんなものを、つくったりしてるよ。

この、おうちから、どこへでも
葉っぱに乗って飛んでいくよ~~

あまやんの故郷

2006/10/01

momobatake.jpg

あまやんは

ヨコハマ・綱島の桃畑で生まれました。

あまやんが乗っている葉っぱは

実は桃の葉なんだよ。

これに乗って、どこへでも飛んで行けるからから便利なんだ。

あまやんの持ち物もこれから、

すこししずつ紹介していくね☆