
建具のデザイン
2007/01/28
これはこれは、なんとも
かわいいデザインのドアだねっ~!!!
建具にも、引戸、折戸といった機能や
場所によっても、玄関扉、クローゼット扉、
室内扉……、とさまざま。
この写真の建具は、幾何学模様を
切り抜いたもの。
こんな、ポップな建具なら
開け閉めするのが、たのしみになるね!

これはこれは、なんとも
かわいいデザインのドアだねっ~!!!
建具にも、引戸、折戸といった機能や
場所によっても、玄関扉、クローゼット扉、
室内扉……、とさまざま。
この写真の建具は、幾何学模様を
切り抜いたもの。
こんな、ポップな建具なら
開け閉めするのが、たのしみになるね!
新宿区河田町にある瀟洒な洋館。
昭和初期に小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられた
スパニッシュ様式の館なんだ。
75年の時を経て甦ったこの伯爵邸は、
1年半の歳月をかけて全面改修を施し、
新たにレストランとして甦らせたもの。
建物は地上2階地下1階。敷地1,000坪に建坪330坪。
日本では珍しいスパニッシュ様式の建物なんだよ。
エメラルドグリーンのスペイン瓦、建物中央には中庭もあって、
「掻き落とし仕上げ」と呼ばれるクリーム色の外壁には、
モダンな鉄格子の飾りが施されてるの。
一度、ここで食事してみたいな~。
トイレットは日々使う
身体に密接した空間だよね。
中でも、便器は「見せるデザイン」が増えつつあって
清潔感のある新しい製品が次々と生まれているんだ。
写真は、最近主流となりつつある
「タンクレストイレ」。
その名のように、昔からあった「タンク」が
なくなっているところに注目!
タンクがないだけで、まるでオブジェのような
かっこよさがあるよ。
機能とカタチが進化続けている便器も
要チェック!!!
キッチンのコンロの上にある
フードだよ。
かつては、壁付きの「換気扇」だったけど、
最近は、上部から湯気や煙を逃がす
レンジフードが主流。
メーカーからもいろいろなデザインのものが
発売されるてるケド、
設計者がオリジナルを作ることも多いんだ。
結構目立つものだから、デザイナーのセンスも
問われるところだね。
明るくたのしいキッチンを演出するためにも
注目したいアイテムの1つだ!
ドアを開閉するために最初に
手にするのが、このノブやハンドルたちだよね。
これによって、第一印象が変わるから
大事な部材なんだ。
握ったときの感触や高さの感じ、
そして、回しやすさはもちろん、デザインも重要。
扉のイメージを決定付ける、ノブやハンドル。
普段は、あたりまえで気にしてないけど、
セキュリティも含めて、見直したいねっ。
これは聖橋(ひじりばし)といって、
神田川に架けられた橋。
千代田区と文京区にまたがって、本郷通りを結んでいて、
JR御茶ノ水駅の東端にあるんだ。
関東大震災後の震災復興橋梁の1つで、昭和2年に完成。
デザインは日本武道館などの設計でも知られる山田守さんが担当したんだ。
放物線を描くアーチが、とてもきれい~。
名前は都が公募して、湯島聖堂とニコライ堂を結ぶ事から、
「聖橋」と命名されたんだって。
御茶ノ水に行くときは注目して見てね!
東大と言っても本郷ではなくて
駒場のキャンパスにある時計台だよ。
これは、なんど登録有形文化財に登録されているんだって!
数字の書体もアンティークでイイ感じだよね。
1933年に完成。設計は内田祥三さん。
この時計台は駒場キャンパスの象徴的な存在。
普段は、ここの内部には入れないけど、
年に1、2回、公開されているらしいから、チャンスがあれば、
中にはいってみたいな~。
きのうと同じ、とレム・コールハースが1995年に出版した
『S,M,L,XL』という本。
設計事務所の本棚によく置いてあるけど、
とにかく、でっかい本なんだ。
当時、本のなかの、「ビッグネス」という概念が話題になったよ。
コールハースは自分の過去のプロジェクトを、
“小、中、大、特大”に分類して章立てを作っているけど、
特に「ビッグネス」はそのうちの
「L」(大)の章の冒頭に、かかげられてる。
「ビッグネス」(でっかいこと)は、現実であると同時に、
戦略でもあることが分かる、文字通り「ビックネスな本」だよ。
現代建築家の中でも、最先端の建物をつくり続ける
オランダの建築家・レム・コールハースの
『錯乱のニューヨーク』(ちくま学芸文庫)という本だよ。
超過密文化を生み出した都市マンハッタン。
理論のユートピア=摩天楼、理想主義の断片=ロックフェラー・センター、
予想外の突然変異=ラジオシティ・ミュージックホール……。
ニューヨークの都市の誕生と発展の過程、
さらにその可能性と限界を描き出しているんだ。
16年間も絶版だったんだけど、
今は、お手軽な文庫本になっているから、ぜひ読んでみて。
現代建築の流れがよくわかるよ!
住宅建築で定評のあった建築家・宮脇檀さんが、
家作りのツボについて書いた本、
『それでも建てたい家』(新潮文庫)。
内容は、宮脇さん自身が体験した依頼主とのやりとりと
その結果を元にしているヨ。
これから家を建てようとする人が、イメージ先行で、設計を頼み
失敗していることなどを書いた痛快な本だぁ。
「子供部屋を作っても、子供は勉強するわけではない」
「システムキッチンを作っても、奥さんの料理が上達するわけではない」
「リビングルームを作っても、家族の団欒につながるわけではない」とか……。
ちょっぴり辛口だけど、
「家を建てること」の意味について考えさせられる一冊だよん。
板の間といえば、今は
フローリングが主流だよね。
でも、こんな日本の古民家の囲炉裏(いろり)
廻りもいい!!!
暖をとるため、食事をするために
家族がここに集まっていたんだ。
ピカピカに磨き上げられた
「日本のフローリング」も
見直したいインテリアだなぁ!
これは、コンクリート打ち放しの壁面。
安藤忠雄さんの仕事が有名だね。
なかでも、それを特徴付けるのが
「セパ穴」と呼ばれる穴。
型枠を締め付けるためにできる穴で
これがデザインのアクセントにもなっているんだ。
普通は、モルタルで埋めてしまうんだけど、
最近は、穴の中のネジを生かして
フックを取り付けたりもするんだよ。
いいアイデアだよね。
街を歩くと工事中の
現場に立ち会うことがあるよね。
建築に限らず、ガス・水道、道路、地下鉄なんかも
しょっちゅう工事している。
街はいつまでたっても「完成」しないともいえるなぁ。
でも、そこにあるクレーンなどの重機や、
さまざまな工事道具、現場で威勢よく働く
職人さんを見ていると、活気があって元気になるよ~。
コンセントに代表される
パネルも住宅には不可欠。
これは、電話やテレビやネットの端末パネルだけど
人の顔のようにも見えて、楽しいね。
ほかにも、お風呂の調節をするパネル、
電灯のスイッチパネル、
インターフォンのパネル…とか、
電気設備に関連したパネルが
家にはたくさんある。
配置によって、室内のデザインとのバランスや、
使いやすさとかもあるし、重要なアイテムだね。
建築には、いろんな金属、
「メタル」が使われているよ。
これは、エキスパンドメタル
といって、金属板に切れ込みを入れて
引っ張って網状にしたメタルなんだ。
ほかにも、たくさんの穴をあけた
パンチングメタルとかもよく使われている。
金属を重々しく見せない
軽やかに見せる仕上げが主流となっているようだよっ。
これは壁つきのブランケットライトだけど、
住宅で使われる照明には、いろいろなものが
あるよ。
部分的に照らすスポットライト、
天井に使うシーリング、
吊り下げるペンダント、
床に置くスタンド……。
設計の段階から建築に
間接照明なんかを組み込むこともあるね。
光の当たり方で、部屋のイメージは
ぜんぜん違ってくる。
大事な設備だね。
小説やドラマでも話題の
「東京タワー」の脚部分。
タワーの正式名称は
「日本電波塔」って言うんだってさ!
昭和33年に完成して333メートルって、
「3」にこだわったのかなぁ?
テレビ放送がデジタル化されるにあたって
「第2東京タワー」も2011年に
完成予定。
だけど、このオレンジ色も、まだまだ魅力あるよ!
街で見かけた「オブジェ」。
一見、かわいらしいけど
実は、ここで休んだりさせないための
仕掛けなんだ。
都市部からは気楽に腰掛けたり、
寝泊りできる場所をなくそうという、
お役所の考えなんだよ。
街歩きに疲れたときに腰掛られる
ベンチも減らす方向にあるらしい。
ちょっぴり寂しいね…。
都市部では電線を地下に埋めてしまうことも
多いけど、住宅地で空を見上げると、
すごいことになっているよ!
電力線以外にも、最近はインターネットのファイバー
なども絡み合って、カオス状態。
だけど、トランスやガイシなどの
無名のデザイン(アノニマス・デザイン)も美しいんだ!
それに電柱には、どこか郷愁を誘う雰囲気もあるんだよなぁ。
建築に欠かせない材料のひとつ「タイル」。
その表情もさまざま。
スクラッチ(引っかき)タイル、
素焼きのタイル(テラコッタ)、
ちいさくて、キャラメルみたいな
モザイクタイル……などなど。
その質感や大きさを、じっくり観察してみると
楽しいよ!!!
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